人生で大切なことは

 

 

 今月の新刊『あおもりのき』2021夏号(発行:ものの芽舎)に、そらとぶこぎん編集部のライター石田舞子の記事「人生で大切なことは『こぎん刺し』に教わった」が掲載されました。

 弘前市でこぎん刺しの私設展示館を運営する佐藤陽子さんを取材しています。

 

 

 

 

 陽子さんはいつも微笑みを絶やさず、包容力もあるという人柄もあって地元では「こぎんの伝道師」として人気があり、クラフトイベントはもちろん、学校教育でもこぎん刺しの指導をしています。

 

 振り返ってみると、『そらとぶこぎん』を創刊するとき、こぎん刺しの理解に迷ったとき、相談に乗ってもらったのは陽子さんでした。「~であらねばならない」と考えがちな、私のコチコチ頭を柔らかくしてくれ、肩の力を抜いて今を楽しもうと思えるようになりました。

 

 記事では、こぎん刺しと共にある陽子さんのものの考え方に触れています。「それぞれに生活があり、家庭の味があるように、一人ひとりのこぎんがあっていい」と言う陽子さん。「こぎん刺しって何なのか」の答えを求め、刺し続けて到達したその言葉に、励まされる人は多いのだと思います。

 

 

 

 

 今号の『あおもりのき』は、青森のパワースポットと言われている昭和大仏さまの特集。クラフトファンには「時の市」のイベント会場としてお馴染みの場所ですね。日本一大きい大仏がなぜこの場所に存在するのか、知っているようで知らない青森の風土や歴史を深掘りした、「さすがは佐藤編集長」とうならせる充実の内容です。

 

 そらとぶこぎん編集部のライター、小畑智恵が参加している「あおつな」の連載コーナーもあります。青森に移住したり、Uターンした人を紹介する企画で、今号では家業の畳工務店で奮闘する女性を小畑が紹介しています。

 

 隅から隅まで読んでいたら日付が変わって午前2時になりました(^-^;  

 

 以上、編集長の鈴木でした。それではまた。