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古作こぎんと南部菱刺しを見比べられる「こぎんと菱刺し展」@墨田区・森下、5/25(火)まで

 

 

編集部の小畑@東京です。5月18日のブログでご紹介したこぎん刺しwebマガジン「koginbank」さん主催、東京・墨田区のGallery Dalstonで5月21日(金)に始まった「Pop out of HOBBY SHOW! こぎんと菱刺し展」を拝見してきました。

 

会場はこじんまりとした広さながら、大通りに向かう一面がガラスなので通りすがりの人もふとのぞき込みたくなるシチュエーション。中に入ると、佐藤陽子こぎん展示館(弘前市)所蔵の古作こぎん着物2着と、佐藤陽子さんの手による縦長のタペストリー、南部菱刺しの会(調布市)の長岡喜美子さん制作の前垂れとたっつけが、丁寧な説明パネルと一緒に掲示されていて、ご来場の方が見入っていました。

 

 

 

 

入り口近くには、こぎん刺しユニット三つ豆の工藤夕子さん(五所川原市)の生徒さんが制作された「ミニ盛桜」のフレーム作品群が飾られていました。花盛りの桜が濃淡のピンクで表現された作品たちを拝見して、梅雨っぽいこの時期でも気持ちが明るくなりました。

 

 

 

 

テーブルに陣取るのはkoginbankの未晒し、青、赤の「こぎん布」とカラフルなこぎん糸たち。「4月末に予定し、中止となった『2021日本ホビーショー』のためにお借りした作品をじっくり見て欲しくて独自に会場を借りました。こぎん布は未晒しの30センチ巾、赤と青は37センチ幅で使いやすいサイズに小分けして販売しています。海苔、ほうじ茶、チョコバナナ、抹茶チーズカスタードなど食べ物にちなんだ名前を付けたこぎん糸や、京都の本藍染雅織工房さんによる藍染めの糸も手に取ってご覧いただきたいです」と石井勝恵編集長。

 

 

会期中、石井編集長は在廊なさるそうなので、布の幅や織り糸の工夫について、糸の名前などについていろいろお話するのも楽しいと思います。足を運んでみてはいかがでしょう。

 

 

 

 

 

また、北の星座さんを講師に招いたこぎん刺しと菱刺しのコースターを作るワークショップも開催されています。24日(月)の11:30〜12:30、対象年齢は7歳以上で各回定員4名(事前予約)、料金は1,500円(税込)です。詳しくは、koginbankさんのサイトをご覧ください。*23日(日)の予約は定員に達したそうです

https://koginbank.com/topics/pop-out-of-hobby-show-20210521-25/

 

 

 

 

☆「Pop out of HOBBY SHOW! こぎんと菱刺し展」☆

会期:2021年5月21日(金)〜5月25日(火)

場所:Gallery Dalston

    東京都墨田区立川1-11-2

    (都営新宿線 森下駅 A5出口より徒歩5分)

時間:21日(金)15:00〜19:00

   22日(土)〜24日(月)13:00〜19:00

   25日(火)11:00〜17:00

料金:入場無料

 

*ご来場の際はマスク着用をお願いいたします。混雑緩和のために入場制限をする場合があるそうです。ご了承ください。