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「藍と白の会」による津軽こぎん刺し展開催!

 

こんにちは!編集部の石田です。

 

『そらとぶこぎん』第6号(津軽書房発行)を無事に出版し、3年ぶりに開催された「こぎんフェス」(5月6日〜8日)の前日に鈴木真枝編集長が講演させていただき、フェスにも出展した編集部。

 

「ちょっとひと息・・・」のつもりがフェスから早1ヶ月。ブログの更新がなかなかできておりませんでした。

 

そんな中、去る6月8日、編集メンバー3人が東京・銀座に集結!「藍と白の会」による「津軽こぎん刺し展」にお伺いしました。「大黒屋ギャラリー」にて6月12日(日)まで開催中です!

 

20点余りの大作が並ぶ会場。ひとつひとつの作品が煌々と光を放っているかのようでした。
20点余りの大作が並ぶ会場。ひとつひとつの作品が煌々と光を放っているかのようでした。

 

 

「藍と白の会」とは、首都圏で複数のこぎん刺し教室を開催する鎌田久子さん(青森市出身。東京都在住)の教室を修了した方々の会。課程を修了するまでに7〜8年かかると言います。

 

これまで2年に1度、展示会を開催していましたが、コロナ禍で3年ぶりの開催となりました(今回は展示のみとなり、小物の展示・販売は行っていないとのことでした)。

 

 

色の魔術師・鎌田さんの元で腕を磨いた皆さんの作品は、色の組み合わせや濃淡、図案の構成など見所がたくさん。デザインにも注目です。

 

一見、同じように見える模様でも、目数を変えて展開していたりと、工夫が見受けられる作品もありました。また、作品のタイトルから、制作者が意図したであろうイメージが伝わってくる作品も。

 

幾何学模様の中に浮かび上がる情景に吸い込まれそうになりました。

 

鎌田さんの作品。
鎌田さんの作品。

 

鎌田さんについて知りたい方は『そらとぶこぎん』第3号もぜひご参照ください。3号では、昭和の時代にこぎん刺しを復興・発展させた故・工藤得子さんを特集。鎌田さんは得子さんに教えを受けたお一人です。会場には、同じ3号に掲載の田村紀子さんの作品も展示されていました。

 

百聞は一見にしかず。ぜひ生で見ていただきたい作品の数々です!

 

 

「藍と白の会」による「津軽こぎん刺し展」

◾️日時:2022年6月7日(火)〜12日(日)

11時〜16時(最終日は15時まで)

◾️場所:「大黒屋ギャラリー」

東京都中央区銀座5-7-6

銀座大黒屋ビル6階

 

地下鉄銀座線 銀座駅A2出口

有楽町線 銀座1丁目駅8番出口

 

入場無料です。

 

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編集メンバー3人で銀座の老舗民藝店「たくみ」にもお邪魔してきました。民藝ファンの皆さまにはこちらもおすすめです。

 

へば、まだね〜!

石田